TSUTAYAのおすすめ旧作DVDレンタル

旧作映画・ドラマを中心に有名/おすすめDVDを紹介していきます。コーヒー1杯のお値段でまだ見ぬお気に入り作品に出会うきっかけ作りができれば幸いです。

海外映画(エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE)作品情報/あらすじ/感想

今回紹介するのは海外映画の『エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE』です。

(作品情報)

  • 監督  ジョゼ・パジーリャ
  • 脚本  ジョゼ・パジーリャ
  • 出演  ー
  • 公開日 2010年10月08日

 

(あらすじ)

特殊警察作戦大隊(BOPE)隊長ナシメントと麻薬組織、腐敗した政治システムとの戦いを描いた社会派作品。リオにはびこる麻薬を根絶するため、ナシメント率いるBOPEはギャングの一掃を図る。その作戦は成功に終わったかに見えたが、空白地帯となったリオで新たに台頭したのは、腐敗した警官、政治による巨大な搾取システムであった。
 

 

(感想)

作品タイトルやDVDカバーから大分損している作品というのが一番の感想です。ドンパチがメインのアクション映画かと思いきや、実際はブラジルの警察や政治の腐敗、市民への搾取システム構築をリアルに描いた社会派作品でした。ブラジルに行ったことがない私は現実を知る由もないですが、ここで描かれる搾取システムは、そんな人が見てもあり得る!と思わせるだけの説得力と魅力にあふれた作品でした。

 

見所① 汚職警官、政治家たちによって作られる搾取システム

あらすじや感想にも書きましたが、ギャングの一掃されたリオに新たに搾取システムが築かれるまでの過程が詳細に描き出されます。そのリアリティーがハンパなく、この映画はブラジルの現状を描いたドキュメンタリー作品です!と言われても受け入れてしまうだけの説得力がこの作品にはあります。

 

 

 

 

是非一度ご覧ください。

日本アニメ(アルドノア・ゼロ)作品情報/あらすじ/感想

今回紹介するのは日本アニメの『アルドノア・ゼロ』です。

(作品情報)

  • 監督  あおきえい
  • 脚本  虚淵玄、高山カツヒコ
  • 脚本  大西信介、関根アユミ
  • 公開日 2014年07月xx日

 

(あらすじ)

古代火星文明の超テクノロジー「アルドノア」を有する火星「ヴァース帝国」と地球が休戦してから10年以上経つ現在(2014年)。和平交渉のため地球に訪れた火星皇女のアセイラム・ヴァース・アリューシアは凱旋パレードの折、突如テロリストに襲撃される。生死不明の皇女の襲撃事件をきっかけに火星は圧倒的な技術力を背景に地球に対し宣戦布告する。しかしその事件は一部の火星人に仕組まれた罠であった。
 

 

(感想)

火星、地球の両サイドを善悪で図れないところなど、ガンダムのような奥深い世界観を持った作品で、最近見たロボットアニメの中では断トツの作品でした。火星マシン(=カタフラクト)がどれも一騎当千なのに対し、主人公の界塚 伊奈帆(かいづか いなほ)たちの乗る地球カタフラクトは性能の劣る量産マシンというのがこの作品の特徴です。技術、パワーで火星カタフラクトに圧倒的に劣る状況に対し、高度な分析力と仮説/実証(応用)を用いて渡り合うところが他の作品に無い面白みです。

 

見所① すべてに劣る量産マシンで火星カタフラクトを倒す

普段見るロボットアニメは主人公が高性能マシンに乗ってバッタバッタと敵を倒しますがこの作品は逆です。敵側の火星カタフラクトが超テクノロジーを搭載した高性能マシンに乗り味方をバッタバッタと倒していきます。そのような状況で、主人公たちは高度な分析力と仮説/実証を武器に相手マシンの弱点を看破し、絶対に覆るはずのない勝敗を覆していきます。そのシーンはどれも必見です。

 

見所② 地球の正義、火星の正義が対立する世界観

ガンダムの世界で地球連邦軍の善悪がわからなくなってしまうように、この作品も地球、火星の正義が対立し、最終的に地球サイド、火星サイドそれぞれの主要登場人物一人ひとりが善悪を超えて自分の信じる道だけを突き進んでいこうとします。複雑な人間関係と愛すべき敵キャラの存在するこの作品の世界観は必見です。

 

 

是非一度ご覧ください。

海外映画(バイオハザード)作品情報/あらすじ/感想

今回紹介するのは海外映画の『バイオハザード』です。

(作品情報)

  • 監督  ポール・W・S・アンダーソン
  • 脚本  ポール・W・S・アンダーソン
  • 出演  ミラ・ジョヴォヴィッチ
  • 公開日 2002年08月31日

 

(あらすじ)

21世紀初頭。全米No.1の巨大複合企業のアンブレラ社は表向きは健全な医薬品会社を装う一方で裏ではラクーンシティの地下研究所「ハイブ」で、生物兵器T-ウイルスの研究を行っていた。ある日、T-ウイルスは何者かによって持ち出され、研究所の空調設備を通して研究所全体に蔓延させられてしまった。研究所はメインコンピュータ「レッド・クイーン」により完全閉鎖。閉鎖原因を調査に来たアンブレラ社の特殊部隊は、研究所のバックドア管理者で記憶を失っていたアリス(=ミラ・ジョヴォヴィッチ)を連れて地下研究所「ハイブ」の調査に向かうのであった。
 

 

(感想)

原作はもちろん有名ゲームのバイオハザードの映画化作品です。「北斗の拳」、「ドラゴンボール」など、原作とは別作品になってしまう映画化作品が多い中で、この作品はゲームの世界観を壊すことなく映画化された数少ない作品だと思います。残念なことにシリーズを追うごとに世界観はゲームと異なっていきますが、1,2はゲームの世界観、3以降はゲームとは全く別物のゾンビ映画としてどのシリーズも楽しめると思います。

 

見所① ゾンビ映画の先駆け!?

過去にもゾンビを題材にした作品はあると思いますが、今日の国内外のゾンビ映画は少なからずこの作品(ゲーム、映画の両方)に影響受けているのではないでしょうか?海外ドラマで有名なウォーキングデッドも2010年末から開始された作品ですが、本映画は2002年、ゲームのバイオハザードは1996年発売の作品です。

 

見所② 危機迫る!ハラハラドキドキの展開!!

通路を曲がるとゾンビがいる、小部屋に入るとゾンビがいる、いつのまにかゾンビに囲まれるといった展開がテンポよく続き終始飽きさせません。実のところ、私はゲームをやりこんだ人なのでゾンビはあまり怖くなかったのですが、序盤の研究室閉鎖のシーンがきわどいシーンが多くて怖かったです。

 

 

是非一度ご覧ください。