日本アニメ(アルドノア・ゼロ)作品情報/あらすじ/感想
今回紹介するのは日本アニメの『アルドノア・ゼロ』です。
(作品情報)
- 監督 あおきえい
- 脚本 虚淵玄、高山カツヒコ
- 脚本 大西信介、関根アユミ
- 公開日 2014年07月xx日
(あらすじ)
古代火星文明の超テクノロジー「アルドノア」を有する火星「ヴァース帝国」と地球が休戦してから10年以上経つ現在(2014年)。和平交渉のため地球に訪れた火星皇女のアセイラム・ヴァース・アリューシアは凱旋パレードの折、突如テロリストに襲撃される。生死不明の皇女の襲撃事件をきっかけに火星は圧倒的な技術力を背景に地球に対し宣戦布告する。しかしその事件は一部の火星人に仕組まれた罠であった。
(感想)
火星、地球の両サイドを善悪で図れないところなど、ガンダムのような奥深い世界観を持った作品で、最近見たロボットアニメの中では断トツの作品でした。火星マシン(=カタフラクト)がどれも一騎当千なのに対し、主人公の界塚 伊奈帆(かいづか いなほ)たちの乗る地球カタフラクトは性能の劣る量産マシンというのがこの作品の特徴です。技術、パワーで火星カタフラクトに圧倒的に劣る状況に対し、高度な分析力と仮説/実証(応用)を用いて渡り合うところが他の作品に無い面白みです。
見所① すべてに劣る量産マシンで火星カタフラクトを倒す
普段見るロボットアニメは主人公が高性能マシンに乗ってバッタバッタと敵を倒しますがこの作品は逆です。敵側の火星カタフラクトが超テクノロジーを搭載した高性能マシンに乗り味方をバッタバッタと倒していきます。そのような状況で、主人公たちは高度な分析力と仮説/実証を武器に相手マシンの弱点を看破し、絶対に覆るはずのない勝敗を覆していきます。そのシーンはどれも必見です。
見所② 地球の正義、火星の正義が対立する世界観
ガンダムの世界で地球連邦軍の善悪がわからなくなってしまうように、この作品も地球、火星の正義が対立し、最終的に地球サイド、火星サイドそれぞれの主要登場人物一人ひとりが善悪を超えて自分の信じる道だけを突き進んでいこうとします。複雑な人間関係と愛すべき敵キャラの存在するこの作品の世界観は必見です。
是非一度ご覧ください。