海外映画(セブン)作品情報/あらすじ/感想
今回紹介するのは海外映画の『セブン』です。
(作品情報)
- 監督 デヴィッド・フィンチャー
- 脚本 アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
- 出演 モーガン・フリーマン
- 出演 ブラッド・ピット
- 公開日 1996年01月27日
(あらすじ)
退職を間近に控えたベテラン刑事サマセット(=モーガン・フリーマン)と若手刑事ミルズ(=ブラッド・ピット)はある死体発見現場に急行した。死体は信じられないほどの肥満男であり、彼は食べ物の中に顔を埋めて死んでいた。次の被害者は弁護士のグールドで高級オフィスビルの自室で血まみれになって殺されていた。現場には被害者の血で「GREED(強欲)」の文字が残されていた。サマセットは肥満男の殺害現場に戻り、そこで犯人が脂で書いたと思われる「GLUTTONY(暴食)」の文字を発見する。サマセットは犯人が『7つの大罪』になぞらえ連続殺人を犯していると確信し、残りの犯行をとめるべくミルズとともに捜査に出る。
(感想)
終始ダークな雰囲気と陰気なバックサウンドが続き、オープニングに至ってはホラー映画を思わせるような作品でした。その印象どおり、最後にサマセットとミルズを待っていたのは最悪のラストでした。
見所① 先の読めないストーリー展開
犯人を特定する糸口がまったくつかめないまま物語(連続殺人)が続き、先の展開、物語の終着点もまったく読めない状態でストーリーが進みます。町に絶望したサマセットが真犯人ではないか?と思いながら見ていると、いきなり犯人が自首。こんな感じでストーリーの終着点が謎に包まれたままが話が進み、中盤以降は予測不可能なストーリー展開されていくのがこの作品の魅力です。
見所② モーガン・フリーマンの表情と目線
ブラッド・ピットの勝ち気な新米刑事役、モーガン・フリーマンの思慮深いベテラン刑事役と絵に描いたような理想のコンビですが、モーガン・フリーマンの演技(特に表情や目線)が特に見所です。彼の思慮深さ、何かを感じ取ったときの不安を表情や目線で表現してます。特に、犯人の挑発に何かを感じ取った瞬間とその後の表情、目線がとても素晴らしいです。(=車の中のシーン)
是非一度ご覧ください。