アジア映画(JSA)作品情報/あらすじ/感想
今回紹介するのは韓国映画の『JSA』です。
(作品情報)
- 監督 パク・チャヌク
- 脚本 パク・チャヌク他
- 出演者 ソン・ガンホ、イ・ビョンホン
- 公開日 2001年05月26日
(あらすじ)
1999年10月26日午前2時16分、JSA(朝鮮戦争休戦協定により規定された軍事境界線)の北朝鮮側詰所で、北朝鮮の将校が韓国側警備兵に射殺される事件が発生した。韓国側、北朝鮮側の警備兵の供述は異なり、中立国停戦監視委員会のもと第三者委員による真相究明が開始される。そしてそこには意外な真実があった。
(感想)
この作品は国境を隔てた韓国軍、北朝鮮軍兵士の交流の物語で、穏やかに続くと思われた秘密の交流はある出来事をきっかけに終わりを告げます。その時、窮地の韓国軍兵士を救ったのは、彼らを年の離れた弟を見守る兄のように接してくれた北朝鮮兵士でした。この北朝鮮兵士役をソン・ガンホが熱演します。複雑な心境のなか、それを押し殺し銃のトリガーを引くシーンは必見です。
戦争やアクションを連想させるキーワードが並びますが、とてもハートフルな作品です。
是非一度ご覧ください。