日本映画(ぼくは明日、昨日のきみとデートする)作品情報/あらすじ/感想
今回紹介するのは日本映画の『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』です。
(作品情報)
- 監督 三木孝浩
- 脚本 吉田智子
- 出演 福士蒼汰、小松菜奈
- 公開日 2016年12月17日
(あらすじ)
京都の美大に通う学生の南山高寿(=福士蒼汰)は、通学電車の中で出会った福寿愛美(=小松菜奈)に一目惚れする。勇気を振り絞って声をかけ、別れ際に「また会える?」と聞くが、それを聞いた彼女は突然涙を流し抱き付いて来たのだった。やがて二人は付き合いだしこれからすべてがうまくいくはずだったのだが・・。
「わたし、あなたに隠していることがある・・」
初めてキスをした日、高寿は、愛美から想像もできなかった大きな秘密を明かされる。そして、二人の運命は“すれ違い”始める。
(感想)
こんな物語の結末があってもいい!こんな物語の結末は切な過ぎる!そんな気持ちを同時に感じさせてくれる作品です。時が経っても二人が互いを思う気持ちは変わらず、ただ相手に寄り添いたいという感情にあふれていて、そんな二人が羨ましくもあり可哀想でもありました。最初はこれ見よがしに秘密を明かす愛美を見ながら無茶な設定だなと思いましたが、見終わって、一瞬でもそう思ってしまった自分が凄く野暮だったと後悔しました。
見所 愛美の回想シーン
そのままでも十分感動的な作品ですが、ラスト十数分の愛美を中心とした回想シーンはそれまでの感情が溢れんばかりに流れ込んできて言葉がでなくなります。二人がたどる未来は満たされたものであって欲しいと思わずにはいられない気持ちになります。
是非一度ご覧ください。