海外映画(デビル)作品情報/あらすじ/感想
今回紹介するのは海外映画の『デビル』です。
(作品情報)
- 監督 アラン・J・パクラ
- 脚本 ケヴィン・ジャール
- 出演 ハリソン・フォード
- 出演 ブラッド・ピット
- 公開日 1997年04月05日
(あらすじ)
フランシス・マグワイヤー(=ブラッド・ピット)は、8歳のとき目の前でIRAシンパである父親をイギリス人に殺され、それがきっかけで自身がIRAの活動家となる。大人になったフランシスはある時、政府軍に対抗するため、携帯式防空ミサイルシステム(スティンガー)を手に入れようとIRAシンパであるフィッツシモンズ判事の手引きのもとニューヨークで警官トム・オミーラ(=ハリソン・フォード)の家に下宿することになる。トム一家の温かさにふれ束の間の安らぎを得るフランシスだが、彼の想いとは裏腹にIRAとしての自分にかかる火の粉にトム一家を巻き込んでしまうことになるのであった。
(感想)
最近の逆転につぐ逆転映画や、衝撃のラスト映画に比べると、緩やかにストーリーが進み終わる作品だなと思ったのが一番の印象です。その良し悪しは意見が分かれると思いますが、その分役者の演技の良さが際立つ作品となり、私はこの作品見れて良かったと感じました。
見所① ブラッド・ピットの演技
IRA活動家(≒テロリスト)の実行部隊長として指名手配されているフランシスですが、とてもいい人。IRA活動はアイルランド内のことなので、ニューヨークに住む人たちに迷惑かけたくない想いを目や表情、仕草で見事に表現してます。警察と言う対立する立場のトムやその同僚に対して「銃を向けさせないでくれ」、「俺に撃たせないでくれ」といった意思を伝える演技が秀逸です。
見所② 非情になれないフランシスの待つ未来
テロリストで括られてしまうフランシスですが、彼の清廉さ、潔さがにじみ出るようなラストが待っています。そこは是非作品を見て感じてください。
是非一度ご覧ください。